福井県鯖江市三六町 1-2-31

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部門のご案内

医療安全管理部

感染管理室のご紹介

感染管理室のご紹介

当院の感染管理室は、「患者さんや家族、訪問者、医療従事者を感染から守ること」を目的に設置されました。院内感染対策チーム(ICT:infection control team)を編成し、「院内感染防止委員会」「感染防止リンクスタッフ会」と連携し組織横断的に活動を行っています。
今回の新興感染症(新型コロナウイルス感染症)の流行では、地域住民のために指定感染症医療機関としての役割を果たすため、組織が一丸となり対策を実践してきました。
「感染対策の基本は手指衛生から」と言われています。当院では、全職員対象の研修での手洗いチェックはもちろん、職員の手指衛生の実施状況を直接観察し指導につなげるなど、手指衛生の遵守向上を目指した活動を行っています。院内には、病院幹部による手指衛生の実践を推奨するポスターを掲示しています。当院を利用された際には、職員に対し遠慮なく手指衛生を実施しているか声をかけてください。
ICTでは、医師、薬剤師、検査技師、看護師による院内の巡回(ICTラウンド)を実施し、感染対策が適切に実施されているかを評価したり、抗菌薬が適正に使用されているか抗菌薬適正チーム(AST:Antimicrobial Stewardship Team)でカンファレンスで検討したりしています。また、感染防止に関する知識や技術の普及のため、職員の仕事に合わせた内容での全職員研修を企画・開催しています。
最後に、感染管理室は、「医療の高度化」「高齢化」「薬剤耐性菌の増加」「新興感染症の出現」に伴い高まる医療関連感染のリスクに対応するため、「誰のための感染対策の実践なのか?」を基本に、感染対策の理想を一方的に現場に押し付けるのではなく、職員一人一人の感染対策への意識向上を目指して、話し合いをしながら当院に合った感染対策を、チーム一丸となり実践していきます。

感染管理者 遠藤築

(2024.4)

医療安全管理室のご紹介

医療安全管理室には、院内の安全管理を担うため、専従の医療安全管理者が配置され、患者の皆様の安全を守る、職員の安全を守ることを任務に、医療安全活動を行っています。
医療事故は本来絶対に起こしてはいけないものですが、人間である以上、間違いを起こすことは避けられないものがあります。当院では、失敗から教訓を学ぶことをモットーとし、医療事故はもちろんのこと、全職員に医療事故につながりかねないどんな些細な事でも広く情報を求め、院内に情報を伝達し、詳細な事例の検討を行っています。「誰が事故を起こしたのか?」ではなく「何がこのような事態を招いたか」を検討することによって、根本的な事故の原因を見出し、それに対する対策を行っています。
また、医療安全に関する職員研修を定期的に行うことで、すべての職員の医療安全への意識の向上を図っています。
お名前の確認や、入院時のスリッパ廃止など、患者の皆様にも医療事故防止へのご理解とご協力をお願いしております。
患者相談窓口では、患者様からの医療相談や苦情・ご意見等をお受けし、必要に応じた対応をおこなっております。
患者の皆様と職員の安全を守る、医療安全管理室をどうぞよろしくお願いいたします。
 
医療安全管理室長 谷口美由紀

(2024.4)

医療安全指針について